2018/2/3お話会
2月の@homeは0~3歳までの子どもたちと、そのお母さん、お父さん、いつもより少人数 でゆっくりお話しすることができました。 モンテッソーリ教育の紹介をした後、皆さんとシェアの時間には、保育園の入園に関する こと、お仕事を再開されるときの朝の身支度の時間について等この時期ならではのお話が 中心でした。
保育園の入園時、どこかに出かける際などは、例えば「今日からここに来るんだよ、お母 さんはお仕事に行くけれどお迎えに来るからね」とか「今日は〇〇に行くよ、ちょっとお 話しする間待っててね」など、どんなに小さい赤ちゃんでも、オリエンテーションをして あげることは、赤ちゃんの見当識(安心感)を作るためにも必要です。 参加者の中でも、産院からお家に帰るとき実践されていたお母さんのお話も聞かせていた だきました。 朝の身支度は、少し大きいお子さんなら、出発時間を伝える、とか朝ごはんの簡単な準備 のお手伝いができるようにすると目覚めがよくなったとか、出かける前の遊びは短い時間 で終わりが明確な物を準備するなど、一緒に参加できる方法をお伝えしました。 いろいろな子育てメソッドがありますが、しなければならないことより、子どもたちと一 緒に生活をどう作るか、そうした視点が子どもを“お客様”にするのではなく、家族、共同 生活者としていくような気がします。
子どもとの生活をはじめて、改めてご自身の生活スタイルや仕事について考え直せるチャ ンスだったというお母様もおられました。 お父さんたちにも、もちろんお話ししてもらいました。 「何をしたらいいかわからない・・」と正直にお話ししてくれたお父さん 私たちはここに一緒に来てくれることがとてもうれしいこと、すでにお母さんをサポート しているということだと考えています。遊んだりあやすだけではなく、お父さんも生活者 であること、台所に立ったり、洗濯物を畳んだり、そういう姿を是非子どもたちに見せて あげてほしいと思います。
寒波の影響で雪の被害やインフルエンザの流行など、心配なことも多いですが、日が伸び たり、温かい日があったり、少しずつ春の訪れを感じています。 来月もどうぞいらしてくださいね。