2019/2/2モンテッソーリ@ホーム
2月のモンテッソーリ@ホームは5家庭の参加がありました。
0才から10才のお子さまと過ごすお母さまたちと、どのように暮らしていけば、大人も子どもも平和に暮らせるか、ゆったりとした雰囲気の中でお話ししました。
*モンテッソーリに関連する雑誌や書籍を読んで、おうちの環境を変えた
*モンテッソーリ教育が子どもの自立を育てると信じてはいるけれど、幼稚園のカリキュラムが固く感じてしまう
*赤ちゃんの時期が大切と思うけど、大事な時期に保育園に預けていいのか考えてしまう
*小学生の母としての心構えが知りたい
などなど、我が子の育ちに興味津々のお母さまたちが参加してくださいました。
そして、
*うちの子は、色々なことに興味をもっていて、ひとつの遊びに長く集中することができない
とお悩みのお母さまがいらっしゃいました。
どうしたら、我が子が集中できるようになるのか。。。と、
ちょうどお母さまからご相談いただいているとき、
まさにその瞬間に、お子さまの集中現象が現れました‼
そのお子さんは、1歳1ヶ月の男の子でした。
彼はお母さんが話しているとき、ハンガーラックに興味を示したのです。
ゆっくりとハンガーラックの柱に右手を伸ばし、自分の身体を支えながら、1本のハンガーに左手を伸ばしました。
もちろん子どもがつかまり立ちをするには不安定なラックなので、そばにいたガイドが倒れないように支えます。
彼は1本のハンガーをはずすべく、ゆっくりとハンガーを前後に揺らします。
まえ、うしろ、まえ、うしろ、まえ、
あ。とれた(ガイドの顔を見てにっこり)
その後も長く集中し、繰り返します。
その姿を見て、彼のお母さまもビックリでした!
実は大人が考えるほど子どもはおもちゃを必要としていないことも多いのです。
種類豊富なブロックやミニカーを準備するよりも、何度も繰り返し靴下を脱いだりはいたりする。そんな《時間のプレゼント》が子どもたちに一番必要なプレゼントなのです。
それを実体験を通して見せてくれたK君に私たちは感謝の気持ちでいっぱいです♪
また、K君の他にも、受付にあった雛人形を見て「パパ?(お内裏さまをもって)、ママ?(お雛様をもって)」と何度も聞き、にらめっこをする2歳の女の子、お母さまがお話しされている時に机の下にもぐりこみ、別の参加者の方のリュックのファスナーをなんとか開けようと試行錯誤する9ヶ月の女の子と、たくさんの集中現象に出会う会でした。
お話会のあとは恒例のランチタイム。
美味しいランチと素敵な空間で話も弾みます♪
次回はどんな出会いがあるでしょうか。
はじめての方はもちろん、以前参加されて、また新たな発見や変化があった方もぜひご参加ください♪
皆様のご参加をガイド一同お待ちしております。