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2018/12/1  モンテッソーリ@ワーク

12月のモンテッソーリ@ワークのテーマは「憲法カフェ」。日々子どもたちと関わる私たちモンテッソーリ教師ですが、そもそも人として日本の国民として「憲法」を学ぶ機会をぜひつくりたいという思いから、モンテッソーリ@ワーク立ち上げ当初から念願だった「憲法カフェ」が実現しました!

 講師は明日の自由を守る若手弁護士の会「あすわか」会員の弁護士、笹泰子さん。「憲法カフェ」とはお茶の間や喫茶店、レストラン、保育園や病院、学校など私たちの身近な場所で憲法の話をすること。笹さんは様々なところで「憲法カフェ」の活動をされています。憲法について普段考えることはほとんどないですが、「そもそも憲法って何?」「私たちの生活は憲法とどう関係があるの?」というところから始まり、画像や資料をまじえながらいちから丁寧に教えてくださいました。また今回の憲法カフェの特徴として「子どもの権利条約」についても詳しく教えていただきました。国連で定められている内容とともに日本の子どもたちの状況についても知ることができました。

 

■参加者の感想■

  • 固いイメージの憲法ですが、自分や子どもの未来を守るもの、自分たちに決める権利があると改めて再確認できました。大人のかたくなな思いに国が向かわないように、日々何かできることを地道に進みたいです。本当に楽しかったです。

  • 日々目の前のことに忙しくしていると気づかないこと・・・具体的に(憲法の)文章に載っていることさえ気にしていなかったことに気付けて良かったです。まずは子どもに関することから「憲法」を読んでみうようと思いました。

  • 今まで学ぶ機会がなかった「憲法」。知らないといけないなあと思ってはいたけれど・・・。笹さんのように自分の意見をしっかり述べられる方とお会いできたことが貴重な経験でした。今の内閣の現状も聞けたし、教育基本法のことも教えていただけたので友達や職場で話していけたらと思いました。自分の国だから選挙に行かないといけないと思いました。

  • 憲法の学びで私たちや子どもに関わる行政にもっと親身に目を向けていけそうです。子どもの権利条約に書かれていること、新指導要領を見返して教育がゆがめられないように見ていかなければならないなと思いました。

  • 「押し付けられた憲法だから」という言葉に惑わされないようにしたい。日常的な会話の中で憲法を話題にできるといいと思った。

  • 子どもたちを個として尊重すべきと考えていますが、現場では忘れてしまうこともあります。みんなで共有し、憲法(ルール)を考えながら個々を大切にする保育につなげたいと思います。

 実は私たちにとってとても身近な存在の「日本国憲法」。普段何気なくしていることすべてが憲法に関わっていることを知ることができたのはとても意義深いことでした。2時間では足りないくらいあっという間の「憲法カフェ」。また開催できる機会があればいいなと思っています。

 さて次回は「コンポストの会」第2弾!!みんなでモンテッソーリ教育について語り合いましょう!!ご参加お待ちしています。

記 池澤


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