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2018年3/3お話し会

3月3日 今回のモンテッソーリ@ホームは暖かな陽気の中での開催、参加者の皆さん、どうもありがとうございました!

今回の参加者の中に「二度目の参加です。」と、リピーターの方もいらっしゃいましたね。

前回の参加をきっかけに、お子さんに家でお手伝いをしてもらうようになり、一緒にできることが増えたとお話しくださいました。

お陰様で2年目に入ったモンテッソーリ@ホーム、お子さんの成長とともに、何度参加しても役立つ場となれたら嬉しいです。

 

さて、@ホームでは初めにモンテッソーリ教育のことを紹介しています。

人は誰しもが成長のためのエネルギーを自然に備えて生まれてくると、マリア・モンテッソーリ博士は考えていました。

その素晴らしいエネルギーを子ども達が真っ直ぐ使えるように、大人にできることはどんなことでしょう?

今回も参加者のお母さん、お父さん方からのお子さまの様子や質問を出発点に話は膨らんでいきました。

中でも、多く話題に上った話は「境界」を設けることの大切さでした。参加者の皆さんと様々な「境界」の必要な場面を考えていきました。

例えば、児童館や他のお子さんも多く遊んでいるような所では、ランチョンマットなど「小さなじゅうたん」となるものを床に敷いてその上で遊ぶと、小さなお子さんは安心して遊べるようです。小さなお子さんは、友達と一緒に遊ぶというよりは自分が夢中になる遊びを好みます。ここでは床に敷いた小さなマットが、安心して遊べる境界 =「自分のテリトリー」を設定してくれるとの話でした。

また、約束ごとやルールも「境界」になるという話も出ました。

お子さんと買い物に行く前にお菓子は買わないと約束したのに、やっぱりお菓子が欲しいと言い出すお子さん。泣いて、わめいて、転がって。

お母さんも困ってついお菓子を買ってしまいそうになります。子どもが泣いている姿を見るのが辛いというお母さんもいました。

しかし、こんな時こそ約束を守ることが大切なようです。一度決めた約束を大人も子どもも守る事で、実は安心感や安定感につながるという話をしました。小さな約束を守る習慣は歩き始めと同時につけることができるのだそうです。

やっていい事とやってはいけない事ではこんな話も出ました。

気に入らないことがあると人を叩いてしまうお子さん。人を叩いてはいけないということを小さいうちから繰り返し教えると同時に、叩いていいもの、太鼓やタンブリン、お布団などを用意しておいてあげると、肯定的な「叩く」という行為も教えることができます。

「人は叩かないけれど、太鼓は叩くよね。」と話してあげると小さなお子さんにも分かりやすいという話でした。

@ホームに参加するお母さんやお父さん方が、今までもよりも育児が楽しくなった、子どもの成長がわかり喜びが増えたと思っていいただけるように。

そして、子ども達の生命が健やかに育つためのお手伝いが少しでもできたらいいなぁと、また来月も皆さんのご参加をお待ちしております。

(ガイド 福澤記)


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